10月初旬に訪れた、憧れの街 Paris。
実は私、パリに行くのはこれが3度目になります。
とはいえ、1度目は学生時代にバックパッカーで、2度目は会社員時代の社員旅行で、だったため(しかも10年以上前)、今回の滞在スタイルとはまるで違うものでした。
朝のエッフェル塔 。朝は7時を過ぎたころようやく空が明るくなりました。
よって今回の裏テーマである「暮らすように過ごすパリ」はまったくもって初体験。
さらにまったく独りきりでの海外滞在も人生初。
そのためいろんなことが新鮮、いろんなことにビクビク、ドキドキでした。
そこで、私のように今後おひとりでパリ行きを計画されている方や花仲間もいらっしゃるかと思うので、パリの生活情報も花レポートと並行して【番外編】としてご紹介していこうと思います。
もし何かの際にお役に立てばうれしいです♪
内容と関連性はありませんが、パリで撮った写真もまじえておりますので、あわせて気楽にお読みくださいませ。
(すでにご存じの情報ばかりという方は、どうぞスル―してくださいね^^)
ランジス市場に並ぶ栗
ということで、番外編1回目は「パリの地下鉄(メトロ)」について。
パリの街の移動手段として、もっとも便利なものの1つがメトロです。
今回、私のメインの移動手段もメトロでした(というか、バスはまだムリでしたw)。
初日のメトロでの混乱ぶりはこちらで少しお伝えしましたが、事前に知ってるかいないかでだいぶ違うかと。
基本的なことはガイドブックで事前に予習しておくとかなり違ってくると思いますが、私は読んだ気になってあまり頭に入っておらず苦労したのかも。
そこで私が体験的にポイントかなと思うことをまとめてみました。
まず、券売機。
タッチパネルっぽく見えて実はすべてのカギを握っているのは下のローラー部分。
(ローラーなしのタイプもある?ので、あくまで一例です)
※元画像はワタベウェディングさんのHPよりお借りしました
最初に言語を選ぶのも、切符の枚数も、支払方法も、すべて画面に出てくる選択肢をこのローラーを手でタテにくるくる動かして選びます。
私の場合、これで最初に「English」(英語)を選べば、格段に理解しやすくなりました。
私がはじめてこの券売機にあたったときは、見た感じタッチパネルっぽいのに全然作動しないので、フランスだし指も乾燥してるのか? iphonみたいにスライドするのか?? など、けっこうオタオタしました。
で、このローラーに気づき、「これか!!!!(っていうかわかりづらっっ!!)」という感じでしたw
リュクサンブール公園も秋の気配
ちなみに私の初日の券売機はローラータイプではなかった?(もしくはテンパリ過ぎていてローラーにさえ気づかなかった)のでさらに混乱を極め、フランス語のなんとなくのニュアンスと数字だけを頼りになんとか乗り切りましたが、このローラータイプはまだわかりやすいかも。
初日にランジス市場を案内してくださったスタッフのShokoさんに、「(券売機で)最初に大人か子供か聞かれて、大人を選んだ」という話をしたら、「そんなこと聞かれない」と言われました(笑)。
未だ自分が何を選んだのか不明ですw
ふと立ち寄った、街のブーランジェリー
そして、次に私がポイントと思うのは「終点駅」。
「何番のライン(線)で」「どの駅で降りるか」は基本的に頭に入れておくとして、さらに、目的の駅が出発地点から見て「どっち方面行き(終点はどこ?)」に乗れば着くのかもしっかり頭に入れておくことをおすすめします。
パリのメトロは日本の(特に東京の)地下鉄のように、今どこの駅にいて、次どこの駅かをランプの点滅や音声で知らせてくれるような親切さはありませんw
通路などの案内は大体この終点駅名で記されているので、それを頭に入れておくと乗換えが格段にスムーズになります。
初日にそれを把握していなかったので痛い目を見た私は、次からは確実にこの終点駅もあわせてチェックするようにしました。
15区の公園。パリの街にはいたるところに美しい公園がありました。
最後に、乗換え・乗継ぎについて。
これは、今は乗換案内の海外版もあるので、私はこちらを大いに活用しました。
こちらで検索する際、目的の駅が何番のライン上にあるかを把握しておくとサクサクいきます。
ラデュレのショーウィンドウは、眺めているだけで幸せな気分に♪
大きくはざっとこんな感じでしょうか。
私はパリに行く直前、友達や最近のパリ滞在経験者の皆さんから
「とにかくパリ(特にメトロ)はスリが多いから気をつけて」
「iphonはカフェで見ていても普通にひったくられる」
などの怖い情報をたくさん聞いていたので、かなり警戒していました。
よって、基本独りで行動することが多かった今回、地下鉄の駅や構内でガイドブックや地図を広げたり、iphonを見たり、ということをなるべくしないよう心掛けました。
(そのせいで咄嗟の場合の対処法が見つけづらかったというのもありますが、、、^^;)
そして街を歩くときやメトロに乗るとき、できるだけ「私、パリに住んでますねん」的な雰囲気が出るよう気をつけましたw
こんな私でも滞在後半はだいぶ慣れて、メトロもスイスイ利用できるまでになりましたよ。
そんなこんなで長くなりましたので、今回はこの辺で。
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10月初旬に訪れた、パリの滞在レポート第3回。
パリ滞在2日目は、斉藤由美先生と行く、パリ必見のショップめぐりに参加しました。
このツアーは、由美先生セレクトのパリで見ておくべき、押さえておくべきフラワーショップなどを効率よく案内いただけて、由美先生の視点やポイント(時には辛口コメントありw)もあわせて学べるというもの。
目から、耳から、鼻から、口から…まさに五感をフル活用してもしきれないほど何倍もの刺激と学びに溢れた、とってもありがたいツアーです。
それでは今回も、お写真メインでお届けします(時系列ではありませんが)。
ツアーでは、有名なフラワーショップをはじめ、
取り扱うアイテムはもちろん、ディスプレイの仕方もハイセンスなインテリアショップや、
絶品スイーツが堪能できるパティスリーなども絶妙なタイミングでご案内いただけ、
お土産を買ったり、舌鼓を打ったり、、、と本当にリズム感よくワクワクが続きます。
また、見逃せないショーウィンドウについてもご説明いただけたり、
日本でも有名なトップフローリストのショップでは、ご本人が花束を束ねているところに遭遇するという幸運も。
体力みなぎるメンバーでセーヌ川沿いの新名所を抜けると
はい、ドーン。
しめくくりは、超高級ホテルでの優雅なティータイム。
入り口を入った途端、奥に見えたこの景色に、私は本当に心臓がギュっと一瞬止まりました。
「息を飲む」とはまさにこういうこと!
ここでごくごく自然ににティータイムを楽しむ人々。
こんなにも身近に、この素晴らしい空間があるということ。
う、羨ましすぎますーー。
ツアー中、先生が発する言葉は一語一句聞き逃すまいと挑んでいた私ですが、この日一番印象に残ったのは、先生がおっしゃった「花に携わる者として、センスの底上げをしなさい」というお言葉。
こうしてパリという街に来たからには、ここでしかできない美しいものを見たり、素敵な空間に身を置いたり。
もちろん、これは日本でも意識するかしないでだいぶ違ってくると思います。
先生のこの言葉を受けて、改めて身の引き締まる思いがしました。
パリ滞在の早い段階で由美先生と、先生のこの言葉に出会えたことに改めて感謝して。。。
超超超ハードスケジュールの中ご案内くださった由美先生、この日ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました!!
では、またまた長くなりすぎた第3回はこのへんで……。
次回はいよいよフラワーレッスンです!
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10月初旬に訪れた、パリの滞在レポート第2回。
第1回レポートはたくさんの方にご覧いただき、また教室の生徒の皆さまからも続編に熱いリクエストをいただき(笑)、がぜんファイトが湧いてきました。
ところで記念すべきパリ滞在1日目。ランジス市場見学ツアーという超ビッグイベントからスタートでした。
当日の朝、かなり余裕をもってアパルトマンを出たはずが……。
クレジットカードを使って、駅の窓口ですんなりカルネ(地下鉄の切符)を買うはずが…。
まさかのクレジットカードが使えない!!
(↑アメックスはフランスではほとんどNGのようです・皆様もご注意を!)
窓口の怖そうな(注:私目線)女性の駅員さんにフランス語で「券売機で現金で買うて来い!」と(おそらく)言われ、事前に券売機のシミュレーションをしてなかった私は出だしから軽いパニック状態。
とにかくまったくシステムがわからなーーい!!!
時間をだいぶロスし、ひえーーっと地下鉄に乗り込むも、今度は逆方向に乗ってしまったと勘違い。
あわてて次の駅で降りて向かい側のホームにまわり、元来た方向へ。
そしてしばらく行って最初のがあっていたと気づき、またまた降りて反対側のホームへ。
やっとの思いで時間ギリギリに待ち合わせ場所に着き、この日案内してくださるShokoさんやご参加の皆様の顔を見た時は、ホッとして半泣き状態でした(笑)。
…と、前置きがかなり長くなりましたが^^;
そんなこんなでドキドキで始まったパリ初日・ランジス市場見学ツアーでしたが、想像をはるかに超えるドキドキ(さっきのとは違う)と感動が待っていました!
今回は、市場でのお写真メインでお届けします。
(注:かなりコウフン状態で撮影していますのでw、ブレなどご容赦ください)
市場に入ってまず感じたのは、並んでいる花々の力強さ!
どの花も生命力にあふれ、みなぎるパワーをひしひしと感じます。
パリのお花屋さんでは、日本のように花束を保水ジェルなどに入れず、ペーパーをグルッと巻いて終わり、というのが主流なのですが、これだけ元気なお花だったらそれもうなづけます。
そして次に驚いたのが、つぼみつきのダリア!!!!
カワイイ―ーーー!!!
日本でもつぼみつきにすればいいのに!!!!
よほどコウフンしたのでしょうね、気づけば、いろんなダリアの写真を撮りまくっていました(笑)。
この実も素敵♪♪♪
どの実物もとってもツヤッツヤで、しっかり実がついていました。
こんな風に並んでいるガーベラ、初めて見ました。
日本みたいにセロファンで花をガードしていません。
もののけ?
いえ、ケイトウです。
このスケール感!!! (私の拙い写真で伝わりますでしょうか?)
由美先生のWEB会報でもおなじみの「怨念系」カラー。
色ごとのディスプレイ、やっぱり素敵でした。
グリーン専門店もとっても豊富!
使ってみたい葉物がたーっくさんありました。
何、この素敵なアンスリウム!
ひな壇芸人ならぬ、ひな壇あじさい。
天井の方まで高くディスプレイされていました。
上のはどうやって取るんだろう???
シクラメンはこんな風にカップに入って並んでいましたよ。
雑貨屋さんみたい。
ツアー中は、スタッフのShokoさんが細やかに説明をしてくださるのでとってもわかりやすく、一同フンフン、パシャパシャ。
そして参加者全員、コウフンさめやらぬまま、資材売り場へ。
資材売り場も素敵アイテムがあふれていました。
私はしっかり今年のクリスマスリースに使う資材を買ってきました♪
(レッスンご参加の皆さま、どうぞお楽しみに^^)
見学ツアーの最後は、かの有名な?通称「おやじカフェ」にてランチ。
思えば、このときのランチが、パリ滞在中の唯一「何が出てくるか」わかって食べたちゃんとしたお食事でした(笑)。
Shokoさん、ご一緒いただいた皆さま、本当に刺激的で楽しい時間をありがとうございました!!
では、長くなりすぎた第2回はこのへんで……。
レポートを書いていると当時のコウフンがよみがえってきて、ほんと、何度でもオイシイw
次回は、これまた素敵全開の「由美先生と行く、必見のショップめぐり」です♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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同じ時期にパリに滞在されていた、Charmeさんの素敵なパリレポートも必見です↓
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10月初旬に訪れた、パリの滞在レポート第1回。
これからしばらくはパリレポートが続くかと思いますが^^;、寛容なお気持ちでお付き合いいただければ幸いですw。
何気なく置かれた小物も素敵でした・・・
さてさてそんな第1回。
今回の滞在中、お花の技術や感性の研鑽が何よりの目的だったのですが、もう一つの自分的大きな目的が、“暮らすように過ごす”こと。
そこで、パリ行が決定した時点で、宿泊先はアパルトマンと決めていました。
ところが、ちょうどファッションウィークと時期が重なったこともあり、お手頃価格のアパルトマンは超激戦。
私も滞在中を通して同じアパルトマンがとれなかったので、前半と後半で2か所に分かれて滞在しました。
でも結果的にマレとサンジェルマン、2つの街を体感できてラッキーだったかも。
そんなこんなで今回は、滞在したアパルトマンをご紹介。
こちらが前半、マレのアパルトマン。
リビングダイニングとベッドルームの2部屋にバス付きで、かなり広めの物件でした。
と~っても古い建物だったので、まともに開け閉めできる扉はほぼありませんが(笑)、それもまたよし。
後でローズバッドの初代スーパースタジエール(研修生)Shokoさんに聞いたところ、パリには景観保護のための厳しい規制が数多くあり、古い建物が今も外観はそのまま保存されているので、そういったことは日常茶飯事だとか。
国をあげて美観を守る、、、ここにもフランス人の美へのこだわりがうかがえます。
そしてこちらが後半のアパルトマン。
1軒目とはうってかわって、ワンルームタイプ(「ステュディオ」と言います)の激セマ物件(シャワーはあるけどトイレは共同!)でした。
しかもエレベーターなしの7階(仏式では6階扱い)。
急階段をグルグル何回も登ったり降りたり。日頃の運動不足を呪いました(笑)。
どちらも立地は申し分なし!
それぞれに素敵でしたが、ワタシ的には中庭があったりパリの空が目の前に広がる2軒目のサンジェルマンのほうがお気に入りでした。
今回アパルトマン探しでお世話になったのは、Paris Chez Moi(パリ シェモワ)さん。
パリでアパルトマン滞在を検討される際のご参考まで。
素敵なお部屋がたくさんあって、見るだけでも楽しいですよ♪
★Paris Chez Moi(パリ シェモワ)
ほかにも「パリ アパルトマン」で検索するとたくさん出てきます。
ということで、第1回目はここまで(笑)。
肝心のお花関連レポートは、次回以降に……
(ちなみに、2軒目のアパルトマン写真に写っているお花はレッスンで制作したものです♪)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
★10月レッスンは残りあと3名様!! 初の午前中スタートクラスです^^
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同じ時期にパリに滞在されていた、CharmeさんもパリレポートをUPされています!
違う視点からのパリとお花、とっても勉強になります↓↓
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10月頭の1週間、花修行のためパリへ行ってきました。
パリで得た、すばらしい出会いと経験、学びの数々。
その宝物のような日々について、少しずつまたこちらでもご紹介させていただきますね。
まずは今回のパリ行を支えてくれたすべての方々に、心から、ありがとう。
※写真はノートルダム寺院の塔から見たパリの街。
遠くにサクレクール寺院も望めます。
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Parisの大師匠、ありがとうございました!! ↓
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