10月初旬に訪れた、パリの滞在レポート第6回です。
ただいまパリより来日中で、開催されるイベントはどれも大盛況、花仲間の間ではその話題で持ち切りのヴァンソン・レサール氏。
氏は、パリの6区オデオンに店を構える「Rosebud(ローズバッド)」のオーナーであり、ピエール・ガニエール、ピエール・エルメをはじめ、有名メゾンの装花等も手がけるトップ・フローリストでもあります。
パリ滞在5日目は、そんなヴァンソン氏による、シャンペトルブーケのレッスンでした。
しかも、幸運にもこの日はなんとマンツーマンで教えていただけました。
まずはヴァンソン氏のデモから。
鼻唄を唄いながら、本当に楽しそうに、優雅な手さばきで花を紡いでいく姿にウットリ……。
途中、由美先生が細かいところまで日本語で説明してくださるのですが、お二人のコラボがあまりにも贅沢です。
曰く、
「自分が好きなように束ねればいいんだよ」
「花との対話を楽しんで。すべて花が教えてくれるよ」
とのこと。
たーっくさん用意されていた花材たちが惜しげもなくどんどん束ねられ、バラたっぷりのこんなに贅沢でスイートなシャンペトルブーケが出来上がりました。
結束のときには、得意の“秘儀”も披露してくれたおちゃめなヴァンソン。
さていよいよ自分の番です。
「自分の好きなように作ればいいよ」の言葉をいただきながら、緊張でついつい顔がこわばり、真剣なムムム顔になっていると、由美先生から「itokoさん、もっと楽しそうに~♪」とのツッコミが。
ヴァンソンのように自然に鼻唄が出るようになるまでは、相当な修業が必要ですね^^;
途中、ヴァンソンからも「ダイジョブ?」「C’est bien !(セ ビアン) C’est bien !」(イイね!イイね!的な?)とやさしく声をかけてもらえ、とっても幸せな気分で束ねられました。
そうしてできあがったのがこちら。
自分の手のキャパをゆうに超えているバラの数。
秋色のグラミネやリーフたちで、シックな大人っぽさも添えて。
ローズバッドの店内や、
入口前、
お店の前にある通称「幸運のベンチ」、
この日ご一緒していた Charme de la Fleur kimikoさんのアドバイスで、まさかのローズバッド号とのコラボなど、夢のようなショットを撮影していると、、、、
これまたまさかの噂のイケメン登場!
(ヴァンソンJr.です)
すかさずブーケを持ってもらってこの1枚。
パリと花とイケメンと……。
これ以上、絵になる要素がありますでしょうか。
翌日の夕方には帰国の途に就く身。
パリで得た素晴らしい出会いと感動の数々、これからの課題と目標、それらすべてをこのブーケに乗せて……。
ヴァンソンの手書きの修了証も無事いただき、
(あれ、イロコになってる?w)
翌日、気合で日本に持ち帰りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回はいよいよ最終回。ローズバッドの花装飾の数々をお届けします。
↓そしてただいま、ヴァンソンとパリの大師匠が来日中!
Aciuさんの臨場感あふれる大阪レポートに、すっかりその場にいた気分♪
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